奈良実家雑感その2
2019.02.17 Sunday
座敷と座敷の区切りには欄間がある
欄間とは調べると
欄間(らんま)は、日本の建築様式のひとつ。採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材
っと言うことらしい
実家の欄間もそのとおりで採光、通風、装飾といった目的だろう、昭和初期に作られたものだと思われる。
仏間との仕切りの欄間と座敷同士の欄間のデザインは全く違う
座敷と廊下のところの欄間は障子
この欄間が冬には厄介もの
風通しが良すぎるので暖められた暖気が上から全部抜けていったしまう。
昔は火鉢だったから換気上も必要な欄間だったのかと思われるが・・・
よって、実家では欄間をすべて透明ビニールシートでカバーして遮断しているが効果の程は疑わしい限りである。
よ〜く見てるとそれなりの手の混んだ細工ではあるが、そこまで緻密な欄間ではない感じである。小さい頃はもっと手の混んだ欄間に見えていたが・・・欄間自体そんなに凝視して観察することもなかったので・・・
大工さんか、職人さんが造ったのかな
彫刻刀とか手作業であることは確かである。
電動工具があるような時代では無いので・・・
手間ひまかけて造られたものであることは確かである。
っと、私にとってはこれらの風景は極々当たり前の風景てあって、特別紹介するほどのものでもないと思っていた。
しかし、友達とから「え〜まだそんなんあるの?」とか言われることがあり、いっぱいあるわって事で紹介していこうかと思った次第。
時が止まったかのようにそのままの佇まいが残っている実家です。
90年経過したそのまま
残っていただけなのだが
そんな感じ
これらをあと何年残し続けられるのか?
そこが問題、課題なのかと思われる。